
こんにちは!鹿児島市下荒田にあるハロー歯科クリニックです。
歯周病は歯を失う大きな原因となる怖い病気ですが、正しいセルフケアと歯医者での定期検診で予防できます。歯周病は進行すると気づきにくく、痛みが少ないため軽視されがちです。今回は、歯科医が推奨する歯周病予防のセルフケア方法を5つのポイントでご紹介します。歯ぐきの腫れや出血、口臭が気になる方は、早めに歯医者で診察を受けましょう。
1. 正しい歯磨き習慣を身につけましょう
歯周病予防の基本は毎日のブラッシングです。特に《 歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)》は汚れが溜まりやすい場所。正しい磨き方を身につけることで、歯周病のリスクを大きく減らせます。
正しい歯磨き方法のポイント
歯ブラシは毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度であて、やさしく小刻みに動かします。力を入れすぎないように注意し、歯ぐきを傷めないよう軽く磨くことが大切です。1日2回(朝食後・就寝前)は必ず磨き、寝る前は特に丁寧に行いましょう。
電動歯ブラシの活用もおすすめです。短時間で効率よく歯垢を除去でき、歯周病予防効果が高まります。
2. デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう
歯ブラシだけでは落とせない歯と歯の間の汚れが、歯周病の原因になることがあります。毎日のケアにデンタルフロスや歯間ブラシを取り入れましょう。
デンタルフロス・歯間ブラシの使い方
デンタルフロスは、歯と歯の間が狭い部分に適しています。糸を左右に動かし、汚れをやさしく取り除きましょう。歯間ブラシは隙間が広い部分に使用します。無理に差し込まず、適切なサイズを選びましょう。毎日使うことで歯周病リスクを大幅に軽減できます。最初は慣れないかもしれませんが、少しずつ習慣化しましょう。
3. 食生活を見直し、歯ぐきを強くする栄養を摂りましょう
健康な歯ぐきを保つには、バランスの良い食生活が重要です。特に、コラーゲンの生成を促す栄養素であるタンパク質、ビタミンC、鉄分を積極的に摂りましょう。コラーゲンは歯ぐきの結合組織を構成し、歯ぐきを強く健康に保つ役割があります。
歯周病予防に効果的な栄養素と食品
タンパク質(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)→ 歯ぐきや歯周組織を修復し、健康を維持します。
ビタミンC(野菜、柑橘類、いちご、パプリカ)→ コラーゲンの生成を助け、歯ぐきを丈夫にします。
鉄分(レバー、赤身肉、ほうれん草、あさり、豆類)→ 鉄分は酸素を運び、歯ぐきの血流を改善します。鉄不足は歯ぐきの炎症や出血の原因になります。
栄養が不足すると、歯ぐきが弱くなり、歯周病にかかりやすくなります。 食生活の見直しも歯周病予防の重要なポイントです。また、糖分の多い食品は歯垢(プラーク)の原因になるため控えめにし、水や緑茶で口内を潤しましょう。
4. 禁煙で歯ぐきの健康を守りましょう
喫煙は歯周病を悪化させる最大のリスク要因です。タバコに含まれる有害物質が歯ぐきの血流を悪くし、免疫力を低下させてしまいます。喫煙者は歯周病の発症率が高く、治療効果も低くなります。
禁煙するメリット
歯ぐきの腫れや出血が改善しやすくなります。
口臭が軽減され、歯の着色が減ります。
歯周病リスクが大幅に減少します。
5. 定期的な歯科検診を受けましょう
セルフケアだけでは落とせない汚れや歯石が歯周病の原因になることがあります。3〜6ヶ月に1回は定期検診を受けて、歯周病の早期発見と予防を行いましょう。プロのケア(スケーリングやクリーニング)で歯石を除去することで、歯周病の進行を防ぎます。特に歯ぐきの腫れ、出血、口臭が気になる場合は早めにご来院ください。
まとめ
歯周病は正しいセルフケアと歯科医院での定期検診で予防できます。ハロー歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりに合わせた予防方法をご提案しています。いつまでも健康な歯と歯ぐきを維持するために、ぜひハロー歯科クリニックで定期検診を受けましょう。お気軽にお問い合わせください!